月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
意外にも口を開いたのはウァルドで
『人間は玩具に過ぎない。
玩具になるためだけに生まれてきたと言ってもおかしくないのだ。』
と言った
ウァルドはそのままバスルームに足を運ぶ
残ったのは仁と私
『…シルフィアちゃん。』
「はい…?!」
突如名前を呼ばれて、私はビクッとなる
『ウァルドの事…許してやってくれへん?
あいつ…過去に囚われてすぎてるからおかしくなってるけど…ほんまは良い奴やねん…。』
仁は切なそうに語る