月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
ウァルドの眉間にシワがよる
徐々に口調もキツくなる
『…住むだと?』
『このままやったらウァルドはまたシルフィアちゃんを壊しかけるかもしれへん。
せやけ、俺が見張ってやる。』
『俺が許すとでも?』
『ふーん…じゃあシルフィアちゃんに自分の過去話すで?』
『…わかった。』
承諾はやっ!?
『だが、シルフィアが俺の玩具であることには変わりはない。
邪魔をしたいならすればいい。
しかしそれは必ずしも成功するわけではないのだ。』
ウァルドが微笑を宿す
『止められるものなら止めてみろ、仁。』