月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
『グレネディア。
俺の名前。』
「…そう。」
『つまらない反応。』
「っ…!!?
何か反応しなきゃいけないわけ??」
するとよほどへんな顔をしていたのか、グレネディアが笑った
『クスクス…クスクス……』
「何よっ!?」
『シルフィア、面白い。』
怒るのに怒れず、私は怒りでわなわなと震えていた
『君…俺嫌い?』
男の子は私を見つめる
「え…?
今会ったばっかりでそれはわからないけど…あんたが嫌な事しなかったら嫌いじゃないよ。」