月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『…シルフィア……、我が妻となる娘。』


顔をあげると、怪しく青色に光る瞳がすぅっと揺らいだ


少し長めの髪が、夜風に揺れる


これは



想像を絶する美貌


『綺麗だ。』


彼の手が、私の頬を撫でた


それだけで失神しそうになり、フラリとバランスを崩してしまう


彼は包み込むように私を受け止める



『そんな事じゃ…身体が持たんぞ。
これ以上のこと事を…するのだから。』



彼の囁きで頬にぽわっと熱がともる






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