月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
「待ってよ仁。」
『あ、ゴメン。
というか何処買い物行くんや?』
「あ…どうしよ?
あんまりここはわからないから。」
『そっかぁ…じゃあ俺の行きつけの場所に行ってみらん?』
「仁の行きつけの場所?」
『そ、前案内した場所みたいに豪華やないけどな。
下町みたいなもんや。』
仁は笑う
「大丈夫!
そこでいい!
私行きたい。」
『そっか、なら案内しますよ姫。』
仁は私にお辞儀をした