恋するgirl☆☆~②~
(*孝幸side*)
まさか、落ち着いたはずだった。
家についた頃には、瞳を前に抑えられなくなっていた。
思わずドアを閉めるなり、瞳の赤く潤んだ唇にキスをした…いや、食いついた。
あの女に飲まされた薬か…。。
効き目長持ち、パワー強大ってやつか…
あの女に迫られた時のように、俺のは反応しない訳がない。
だって、好きな女だぞ?
俺だって止めらんねーよ。
てなわけで、薬の効力と…瞳の首筋に微かに付けられたキスマークへの嫉妬心から、瞳を荒々しく愛してしまった。
いつも以上に感じさせたい、感じたい。
もっと…。もっと…。
息使いも乱れ、汗の滲む体の瞳は、そんな荒々しく、激しく求める俺に答えるかのように…いつも以上に敏感に反応していた。
体力を消耗しきった俺達は、抱きしめ合ったまま、眠りについた。。
俺の腕のなかで小さな寝息をたてる瞳を見つめて、結城さんの言葉を思い出した。
“他の男に任せるなんてできない。
―――――……俺が幸せにする。”
「瞳、俺がお前を幸せにするからな。」
可愛い眠り姫に、そっと囁き……その可愛いおでこに、キスをした。