恋するgirl☆☆~②~
「私はどうなのかなぁ…。。恋をしたのって孝幸しかいないからなぁ…。」
「俺に恋してた時は、どうだった?」
孝幸に恋してた時・・・かぁ。
いつもそばに居てくれて、優しくて、カッコ良くて頼りになって…そんな孝幸の事、いつの間にか好きになってたって感じだったなぁ・・・。
好きって自覚した時からは・・・好きって分かってるのに孝幸が困っちゃうからって、黙ってようって必死だった。
「んー…とにかくいつもヤキモチ妬いてた。心のなかで好きって想い続けてた」
「そうだったな、俺が大学から女友達と歩いて出てきたら、瞳いつも泣きそうな顔してたもんな?」
「えー?してないよ。」
「『何泣きそうにしてんだ』って聞くと、『私はどうせ子供だもん。』ってゆってた。」
う"・・・そうだったかも。。
あ、でも!
「孝幸だって、私が北川さんと一緒に居ると不機嫌だったよー?」
北川さんは孝幸の友達で、私がT大の前で孝幸を待ってると、よくジュースを奢ってくれた。
よくベンチで2人で話してたら、孝幸がきてすぐ、北川さんを邪魔者扱いしてた。
孝幸だってヤキモチだったんでしょ?