恋するgirl☆☆~②~



「子どもが出来ただぁ…………?」


「おと、お父様っ!!誠に申し訳ございません!大切なちなつさんの将来を棒にふるような事になってしまいまして。でも、ちなつさんとお腹にいる子どもは、しっかりと僕が守って幸せにしていきたいと思っておりますゆえ、どうかお許しをぉぉ~~~!!」


あの、笑ってもいいですか?
これって、コント?タケさんの1人コント?


「プッ………タケさん、顔あげなよ。」


土下座したタケさんが顔をあげて、鳩が豆鉄砲をくらったような顔に………

そりゃそうだよね。。殴られる覚悟できたのに、私達の両親ときたら、ニコニコ、ニヤニヤ…。


「プッ…、健くん殴られると思った?」


「あらぁ~、こんなに早く娘の子どもが見れるなんて思ってもみなかったわぁ」


「あの…、怒らないんですか?」


拍子抜けしたタケさん。。


「何いってんの?おめでたい事だ!
嬉しいに決まってるだろ~!わしらは、ちなつが幸せなら何も言うことはない!」


「お父様ぁぁ~!!(泣)」


てなわけで、私の両親への報告ももめ事もなく、すんなりと終わったのでした。



そして、今にいたるのでした。。。


「あっ、ちな!そんな重いもの持っちゃダメだって!ここ、座ってて!」


「これくらい大丈夫なのに・・・」


ますます、心配性がupしたタケさん。



~*ちなつsideおわり*~

< 11 / 281 >

この作品をシェア

pagetop