恋するgirl☆☆~②~



え?・・・



「あのね、あずしゃ、お兄しゃんのお嫁さんになりたい!」


「お、嬉しいな。いつでもおいで♪」



テルに抱っこされながら、プロポーズしてる梓チャン!?


ダメだよ!その男は女装趣味のある変態だからね!!


てか、テルのヤツ~、俺より先に梓チャンの“お嫁さんになりたい”を頂きやがったなぁ~!!


そのセリフは、父親が一番にいわれるやつなんだぞ!



「いやいや、タケさん父親じゃないからね。勝手に嫉妬しな~い。」


「へ?」


「もしかして、心の声だった?・・・普通に喋ってたけど?」



わぁ~お!むっちゃ恥ずかしい!!
ってか、とりあえず可愛い②梓チャンを、あのシスコン男から助け出さなければ!!



「おい、テル!梓チャンを離せ!お前ついには三歳児にまで手を出すのか!?」



テルの膝の上にいた梓チャンを抱っこする。



「ははは!コワイパパだね~?梓チャン」


「パパこわ~い!」



くぬぅ~、、梓チャンを完全にモノにしやがったなテルめ。


おっと、そうでした。俺はホントに父親じゃありませんでした。


って事で梓チャンがどの男を好きになろうが俺は口出しできない。。



なんか、負けた気分だし。。。



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