恋するgirl☆☆~②~
「元気…だった?」
「…なんとか。」
「梓、大きくなったな…。」
「…もう三歳だから。」
「そう…だよな…。」
さっきから、こんな会話の2人。
何か、寂しいよ。こんなのって。
何で?2年も離れてたから?
私なら、文句のひとつくらい…ううん、めちゃくちゃに言っちゃうと思うけどなぁ。。
すると、しばらく沈黙だった2人にまた、会話があった。
沈黙を破ったのは、朝美さんだった。
「どうして・・・・」
「え・・・・?」
「どうして、出てったのよっ!?私1人になって、梓のことを背負って…つらかったの!何でよ!?」
朝美さんは、糸が切れたように涙を流しながら猛さんに言いよった。