恋するgirl☆☆~②~
「むふふ・・・・」
「タケさん、キモイ。」
「だって女の子だぞぉ♪にゃはぁ~」
病室のベットの上で、生まれたての可愛い赤ちゃんを抱っこしながら、ちながため息。
ちな、分かる。
だって、タケさんのせっかくのイケメンが台無しだもんね…。
驚きなことに、あの隠し子騒動が落ち着いたと思ったら、ちなの陣痛が始まっちゃったんだ。
もう、タケさんが慌てちゃったらしいんだけど、朝美さんが色々と助けてくれたんだって。
私はその場にいなくて分かんなかったけど、病院に駆けつけた時に、タロウさんが教えてくれた。
あと、朝美さんにも。
それにしても、
「瞳っ、抱っこする?」
「いいの?」
「当たり前じゃん、それに瞳に抱っこしてもらったら将来安心だ♪」
「なんで?」
「美人で、いい子になる♪」
「なにそれ。」
私はちなの腕から、小さな…可愛い天使を抱き受けた。。