恋するgirl☆☆~②~



「凉も、ありがとな。礼が言えなかったけど、梓チャンの父親のこと。探してくれてたんだろ?まぢでサンキューな。」


「別に…、たまたまだよ。」



梓チャンのパパを連れてきてくれた凉さんにタケさんがお礼を言う。


だけど、クールな凉さん。


そんな凉さんを見て、真子が小さく笑いながら、



「フフッ…凉さん、赤ちゃん。」



そう言ってそっと、赤ちゃんを凉さんの近くへ…。。


真子、凉さんに赤ちゃんは大丈夫なの?
凉さんと赤ちゃんって予測不可能な組み合わせじゃない?



「お、俺はいいから…」



若干、苦笑いの凉さん。



「なに言ってんだよ!凉もいつかは自分の子供を抱くんだから、練習しとけ♪」



タケさん、珍しく上から目線。
あ、でも確かに父としては先輩かぁ。



「凉さん、抱っこしてあげて下さい。今から人見知りしないように、慣れさせとかないと。」


「特に、イケメンにね?」


「これからは、周りにこんなにたくさんイケメンがいるんだからな。」



お兄ちゃんが笑いながら、赤ちゃんのほっぺを軽くツンツンとした。


確かにね、あなたのパパも、孝幸やお兄ちゃん、凉さん、大チャンなんていうイケメンが揃ってるからね?


恥ずかしがってたらやってけないよ。



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