恋するgirl☆☆~②~


(*健side*)



とうとう、俺も父親になった。


ちなの陣痛が始まった時には、どうしていいか分からなくて、あたふたしてしまった。


情けね…、俺。


その場にいた朝美さんが色々と助けてくれた。


さすがは経験者。

あの時はホントに心強かった。



俺は分娩室に一緒に入って、ちなの側で声をかけてやりたかった。


けど、


陣痛でつらそうな表情なちななのに、



「は!?入んないで!私一人で頑張ってくるから。タケさんは外!」



そうはっきりと投げられ・・・



Σガァッーーーーン・・・


そんで、しょぼーん。。。



俺って、役に立たねーι


分娩室の前のイスに座ってると、ちなのお父さんとお母さんが駆けつけてくれた。


そして落ち着きのない俺をみて、お父さんが俺にいった。



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