恋するgirl☆☆~②~
「また会ったね~。やっぱ運命か?
てか、友達?俺、朔夜。よろしく!」
相変わらずの軽い自己紹介…
すると成美が立ち上がって
「あんたでしょ?瞳達の事、邪魔したって奴。何様のつもり?瞳にひどいことしといて、ヘラヘラと。」
そう言って朔夜くんを睨む成美・・・
成美・・・私がそういうふうに言えないから、そうやってガツンと言ってくれると何だかスッとするよ・・・。ありがと…。
「おぉ~、めっちゃ威勢のいいお友達だねぇ~。ていうか、この後時間ない?」
「何で?・・・・」
「いや、その・・・色々と謝らないといけないから・・・。あと話、あってさ…。」
さっきに比べて、少し俯いて落ち込んだようすの朔夜くん・・・
朔夜くん…反省してるんだ…。。
…でも・・・孝幸には何か言われても、相手にしなくていいって言われたしな…
どうしよ・・・
私が悩むと、朔夜くんは・・・
「そりゃそうだよな…。俺、ひどい事して、警戒されるなんて当たり前だよな…
・・・実は、麻里絵に会ってほしいんだ…」
え?麻里絵ちゃんに?
「麻里絵ちゃん…こっちに来てるの?」
「あぁ…。俺ら…婚約してるからさ…、会いに来たんだ。それで、俺1人じゃあまたケンカになるから、瞳に…」
そういう事かぁ…。。
なら、大丈夫かな…。。私も麻里絵ちゃんとまた話したいし。