恋するgirl☆☆~②~
~私がいるから~
真子は、話してくれた。
1人で抱え込んでしまう凉さんの、隣りにいる意味が、分からなくなったって。
私は、今の真子になんていってあげればいいのか分からなかった。
「真子、もう遅いから、今日はゆっくり寝よう?」
「…泊まっていいの?」
「もちろん。」
それから、真子はお風呂、私は自分の部屋にもう1人分布団を敷いた。
お風呂から上がった真子の目は、また濡れてた。
また、泣いちゃったんだね。
大丈夫だよ、真子。
ケンカって必要だよ。お互いの気持ちとか存在を、もう一度見つめ直すきっかけになってくれるから。