恋するgirl☆☆~②~
「そしたらね、『ありがと、じゃあ隣りに座ってて』って言ったの。」
自分のイスの横に、もう一つイスを置いて微笑みながらおいでってしてくれた 。
「それ、だけ?」
「隣りに座って、孝幸が勉強してるの見てただけ。」
「・・・」
「おかしいよね?余計に気が散って集中できないと思うのに。」
「うん。。」
「あとで聞いたらね、・・・・
―――――――
『瞳が隣りにいると、落ち着いて出来るんだよ。ありがとな、瞳。。』
―――――――
だって!
小学生だった私は孝幸の役にたてた事が嬉しくてはしゃいだけど。
今言われてたら、完全真っ赤になってるな。