恋するgirl☆☆~②~


「だから、真子が思ってる以上に凉さんにとって真子の存在、大きいんじゃないかな?」


「じゃあ、なんで話してくれないのかな…。」


「それは、真子のほうが分かってるんじゃないの?」



私がそう言うと、真子は静かに外の景色に目を向けた。



初めてのケンカって、お互いに戸惑っちゃうんだよね。。


大抵、ケンカした後すごく心のなかで後悔して落ち込んじゃう。


だけど、素直になって話してみると、案外すぐに仲直りできちゃうよ?



「もうちょっと、考えたいな…。それでもいいかな…?」


「真子が今の凉さんを受け止めてあげられると思うまで、よく考えるといいよ。私はいつまででも付き合うからさっ♪」


「瞳・・・ありがとうっ。。」



その夜は、ベットに戻ってからも2人で恋バナしたりしてなかなか眠りにつかなかった。


真子は凉さんとの初めてのデートの日の事を赤くなりながら、話してた。。



< 214 / 281 >

この作品をシェア

pagetop