恋するgirl☆☆~②~
「瞳、今日講義終わったら、真子チャン連れてきて?」
「真子を?」
あの日、真子がうちに泊まってから一週間が経とうとしてる。
未だに真子は、凉さんとあのケンカ以来会ってないらしいんだ。
そんなある日の朝、私が午前の講義のため大学にいく支度をしてると、お兄ちゃんがパンをかじりながら言った。
「ちょっと、話があるから。ついでといっちゃなんだけど、ハンドマッサージでもしてあげられるし。」
「んー分かった。お兄ちゃん、お客さんいいの?」
お兄ちゃんのアロマテラピーを受けにくるお客さん、たくさんいるから時間とか大丈夫かな。。