恋するgirl☆☆~②~
酔いつぶれるなんて、絶対なかった俺が記憶がなくなるほど泥酔していた。
いつの間にか、眠ってしまった俺は、目が覚めるとそこは、いつものコンクリートの天井..自分の部屋だった。
「俺...どうやって帰ってきた…?」
ボソッと呟いた自分の声が、冷たい寝室に響いた。
ふと、近くにあった腕時計を見ると朝の6時すぎ...
ハァ……仕事行かねーと...
そう思い、起き上がると…ズキッ…
「――ッ…、頭いてぇ…。ハァ…。」
何年ぶりかの二日酔いに、多少戸惑いつつも気を取り直して、寝室をでた。
重い身体を引きずってリビングへいくと、
「・・・真..子?」
「ふ…、おはようございます、凉さん。」
そこには一週間ぶりの、変わらない笑顔でキッチンに立つ愛しい人の姿…。。
どうして…真子がここに…?