恋するgirl☆☆~②~
―溢れる愛―
~happy☆life~
真子と凉さん、ちゃんと仲直りできたかな?
きっと、できてるよね。
私はそんなことを思いながら、孝幸と2人、1日の始まりである朝日が上るのをベランダで並んで見ていた。
何故か2人で早起きしちゃったんだ。
ぐんぐんと昇る朝日を見ていると、何だか心が洗われるように感じた。
「孝幸、いつもそばに居てくれてありがとう。」
「ん?どうした、突然。」
「ん~?言いたくなったのっ。」
「フッ、何だよ可愛いな。」
素直に、孝幸へ伝えたありがとう。
大事でしょ?
一緒に居てくれてありがとうって。
「ねぇ、お互いを頼り、頼れるって案外難しいことだよね。」
「そうだな。自分の弱くてカッコ悪いとこも、みせなきゃいけないからな。」
そう言った孝幸の横顔をみつめた。
朝日の色が目に映って、キラキラと輝いていた。
横からの視線を感じてか、そこにまたキラキラとした笑顔が加わり私に向けられる。