恋するgirl☆☆~②~


午後の講義中もずっと、上の空だった真子を、強制連行してきた。


―――――


「あらら~、真子ちゃんたら、初Hがまだな時と同じ顔してるわよぉ~?」


おっ、やっぱり私の気のせいじゃない!


「さては、恋のお悩みねぇ~?凉とうまくいってないの?」


恋するgirlの味方タロウさんは、何でも分かっちゃうんだなぁ~これが!


「私、そんなに分かりやすいですか?」


「「分かりやすいね。」」


おっと、タロウさんとハモっちゃった。

真子って、本当に素直で純粋な子だから、結構すぐわかっちゃうんだ。

何かいいことあったんだ!とか、

あれ?凉さんと何かあったのかな?

とかね!


「そうかなぁ…。」


そういう、?って顔が可愛いんだよ!


「真子ちゃんのそういう初々しいところがまた、凉にしちゃ、可愛くてしょうがないんだろうねぇ・・・。」


ふふっ。確かに。凉さんみてるとそう思う事あるなぁ~。


って真子…真っ赤ですけど。。

可愛いなぁ…。。



って、今日は真子の悩みを聞くために、ここに来たのに…。。



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