恋するgirl☆☆~②~
「それは、わかるよ。だって、孝幸達は立派な社会人だから…仕事の大変さとかわかんないもん私達には。でも、私はちゃんと孝幸に言うよ…。」
寂しい。会いたい。今すぐ会いたい。
って、ちゃんと、伝えるよ。
「孝幸さん…なんてゆってくれる?」
「何にも。ただぎゅってしてくれる。」
私がそう言うと、真子はちょっと考えてぱっと、席をたった。。
「みんな、ありがと。私ちょっとわがままになってみる。」
私達まできゅんとする笑顔を残して、真子はお店を出ていった。
ふふっ、凉さんならわがままな真子だって可愛いんだろうなぁ♪
「あの2人は、いつまで経っても初恋みたいね~…。一番大人な2人に見えるんだけどねぇ~。」
タロウさんの言うとおりだぁ~。真子も凉さんも、すごく初々しいな…。
でも、それって大事だよね。いつまでも初恋のような気持ちを持ってるって。