恋するgirl☆☆~②~
バイトを始めて、4日目。だんだん慣れてきて自然に笑顔で接客できるようになったんだ♪
「お待たせしました。アメリカンです。ありがとうございましたぁ!」
「ありがとう。」
笑顔でお客様を見送る。
こうやって、ありがとうって言ってくれるお客さんがいる。
何だか、すごく嬉しい。。
「瞳ちゃんが、入ってくれてホント良かったよー。瞳ちゃん目当てのお客さんもたくさんできたし。」
「そんなことないです!お客さんに喜んで貰えて私、すごく嬉しいです!」
瑠美さんをお目当てにコーヒーを買いにくるお客さんなんてたくさんいるから、私なんてそんな。
このカフェの近くには、たくさんビルが建っていて、スーツ姿のそこで働く人達がよく、買いにくるんだ。
「お仕事の合間に、こうしてここのコーヒーとかを飲みにきてくれるなんて、何か嬉しいですよね~。」
何て話から、瑠美さんの気になってるお客さんの話に・・・
「よくここのコーヒーを買いにくる人なんだけどね。最初は、かっこいい人だなって、思ってたんだけど、最近では、軽く話しもできて、気になってるの。」
瑠美さんが嬉しそうに話す。
そのお客さんに惚れちゃってるんだ♪
そしたら、店長が・・
「瞳ちゃんは、彼氏いるの?」
「はい…。います。」
「どんな人?」
瑠美さんが聞いてきた。
「え…、かっこよくて、頼りになる優しい人です。」
孝幸を一言で表そうとしても、まとまんなんないけど、強いて言うなら、そんな感じかな…。
「もろ俺って、そうじゃん♪ねぇ!瑠美ちゃん!」
「店長には、頼りになるってところが抜けてますよ。」
「え~・・俺って頼りないかなぁ・・」