恋するgirl☆☆~②~


ドカドカと家に入っていくタケさんに付いていくと、アンティーク調の家具や、タケさんのお店にあるような木彫りの小びとさんが置いてあるリビングへ。。。


わぁ・・・タケさんのお店みたい。


「ちな、ここ座り~。」


そう言ったタケさんは、ソファーに座った自分の膝の上をポンポンとする。


あなたのお母様の前で、膝抱っこされろと?


「・・・・ばかっ。。」


軽くタケさんに呟いて、横に座った。。

タケさんの冗談で少し緊張感が薄れた。
・・・冗談だったのかは知らないけど。


「ちな、気持ち悪かったりしたら、言うんだよ?」


「ん。分かった。でも今日は調子がいいの。」


タケさんは、意外と気遣ってくれる。


「母ちゃん、父ちゃんは?話しあんだけど。」


「今二階から降りてくるわよ。」


お茶を私の前に差し出しながら、タケさんママ。


すると、ドドドドッ~~~・・・


「健が帰ったって!!??それも彼女を連れて??」


「よぉ!ただいま~、父ちゃん。」



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