恋するgirl☆☆~②~
~俺が幸せにする~
(*孝幸side*)
「大丈夫だよ。何もされてないよ」
抱き締めた瞳は、そう言った。
2人をみた時の状況から、何もなかったとは思えないが・・・
とりあえず、事には至ってなかった。
俺は、男・・・店長の方を見る。
よく見ると店長の目が濡れていた。
「孝幸・・・瑠美さんと・・・」
瞳が不安そうな顔をして聞いてきた。
きっとこの男から聞いたのだろう、俺とあの女がどうなるか・・・
「彼女がどうした?」
「どうって・・・その・・・。。まさか、瑠美さんの誘惑に負けちゃったわけっ・・・」
「なわけないだろ?瞳こそ、店長の誘惑に?」
「ば、ばかぁっ。。そんなわけないじゃん。。」
「分かってるよ。んで・・・」
ちょっと膨れた瞳の頭を撫で、男に問う。