恋するgirl☆☆~②~
―――ガチャ・・・
「る、瑠美さんッ・・・」
瞳が入ってきた人物をみて、俺の背中に隠れるようにくっついた。
噂の悪女のお出ましって訳だな…。
「フゥ……こっちも、使えなかったかぁ」
まるで使い捨てのように、結城さんをチラリとみてやり…呟いた女。
「瑠美さんひどい。店長はっ・・・・
――――パシッ・・・・・・……
瞳が言いかけて、とまる。
なぜ・・・それは・・・
「何するのよ!?」
左頬を押さえ、鋭い目つきで睨みつける女。
「ごめん瑠美ちゃん。」
そう。
惚れた女の頬をうった結城さんがいた。
それをみて瞳は、言葉がでなくなった。
俺はその光景をみて、分かった。
結城さんの今の心境を・・・。
~*孝幸sideおわり*~