俺様執事の御用達!?
「きりたに・・・?」

「よろしくね、神流」

そう言って、頭をなでる。

・・・・・・・。

「あんた、中3なんでしょ?
学校は?」

あたしは頭をぐしゃぐしゃにされながら聞く。

「行ってるよ?ただ、早く帰ってきてるけど」

「ふーん・・・」

「てか、神流。料理するから、あっち行ってて」

「えー?何でよ・・・」

何か・・・すっごい馴染んでる?

姉弟みたい・・・・?
どっちかっていうと、兄妹?

「おいしい料理、作ってあげる」

「・・・ホント?」

おいしいものには食いつきが早いあたし。
< 13 / 26 >

この作品をシェア

pagetop