俺様執事の御用達!?
「じゃぁ、食べていいから・・・」

呆れたように、話しだす。

「何?」

「俺の事、朔様って呼んで?」

・・・・・・は?

「いやいや・・・はぁ?」

こいつ、おかしいんじゃないの?
普通・・・
執事がお嬢様に、様付けするんじゃない??

「・・・・いやならいーよ。
これ没収ね」

――ひょいっ――

「あぁぁぁぁ!!!」

りょ、料理がーっ!!!

「てか、あんたね!普通、あたしが神流様って呼ばれるんでしょーが」

あたしは涙目で言い返す。

「へー。そんな事言っていいんだ?」

ぎゃぁっ
よくないよくないよくなっ・・・

「わーかった!じゃあ、朔って呼ぶ!
それで我慢して!!」

あたしは必死で食料を取り戻そうとする。

すると。

「・・・・・・・っ」



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