milk tea〜甘い温もり〜【Love☆ドロップス企画参加作品】
「気持ちは嬉しいけど、ごめん」

「……好きな人でもいるんですか?」
トクントクン
早まる心音。

「うん。
とっても大切な人がいるんだ」
それ以上聞いていたくなくて、その場を駆け出した。


好きな子……いたんだ。

あたしは、帰る事も出来ず誰もいなくなった教室で机に突っ伏した。

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