愛のない神様

友くんは
今、
私より一つ上の
中学三年。



「ねぇ、
友くん……。」



「ん……?」




半分
泣きながら


応答する友くん。




「私は
死んじゃうのかな?」





死……。



それを
何時も望み


でも、
本当は
願ってない。



『死』………。










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