弁護士シリーズ作品短編集『格好いい奴等』
そして…
合同で会議を開く日に成った。
場所は白鷺法律事務所会議室と成っていた。
[後藤先生?白鷺弁護士って知ってますか?]
小野が俺に聞いて来た。
『いや…俺は悪いが全く知らないし逢った事も無いよ…』
俺は小野にそう言いながら指定された場所へと向かっていた
[凄くやり手の弁護士さんで年齢も私達と変わらない年齢だそうですよ!]
小野は興味があるみたいだった。
『ふぅ~ん。』
俺は素っ気ない返事を小野にした。
[後藤先生?全くと言って興味が無いって言う感じの返事の仕方ですね?今日から一緒に合同で仕事をする言わば仲間ですよ?気に成ら無いんですか?]
小野は俺にそう言った。
『基本的に俺は興味の無いものには目もくれないし…それに合同だって言われても半ば無理矢理だろう?それにこの案件が済んだらもう関係無いし…』
俺はそう答えた。
[確かにそうですけど…]
小野が答えた。
『小野?ここみたいだな…このビルの中の18階に事務所があるんじゃ無いのか?違うか?』
俺は小野に確認をした。
[あっ!このビルで間違いないみたいですよ!]
小野は俺にそう答えた。