先生とあたしのヒミツ☆

｢そうだよ。遠慮なんてする間柄かよ。小さい頃散々押しかけてきてたじゃんか。｣

イタズラっぽい笑顔でアタシの頭をポンポンと撫でるあっちゃん。

あぁ、やっぱりアタシの惚れた相手は最高だよ。

彼以上の人なんていない。

そして、その彼が選んだ相手だもん。

もう二人とも最高にいい人。

嫌いになんか、なれるわけないって。




それに今のアタシは、二人が仲良そうに一緒にいるのを見ても胸が痛まない。

うらやましいなっとは思うけど、嫉妬とか、悲しみとか、そーゆーのが消えたんだ。


ふっきれたってコトなんだろうか。

夏美さんを知って、今では大好きな人のうちの一人になった。


あっちゃんを取られた相手が、夏美さんで良かった…