先生とあたしのヒミツ☆


「じゃ、帰るか。遅くなったから送ってくよ。」

あたしの頭を軽く撫でながら、健ちゃんが言った。


健ちゃんが好き…


いつの間に、あっちゃんへの気持ちが消えてたのか。


いつの間に、あたしの心の中の健ちゃんの存在が、こんなに大きくなったのか。

分からない。


だけどひとつだけ確かなこと。


今、この瞬間、あたしは確実に、萩原健太に恋してる…



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