先生とあたしのヒミツ☆
「おしっ。いんじゃない?コレ☆」
優が自信満々に打ったメールを他の2人に見せる。
アタシが身を乗り出して見ようとしたら、さっと携帯画面を隠された。
「美緒はまだ見ちゃダメ!送信した後ね♪」
「え~っ!だってそれ、アタシが送ったことになるわけでしょ?チェックぐらいさしてよぉ~。」
優の言葉にアタシがわめく。
「だって美緒、見たら絶対送るなっ!って言ってメール消しそうだもん。まぁまぁウチらに任せなさいって。」
玲奈になだめられるアタシ。
その間に、優と美咲で何かやってる!?
と思ったら…
「「送信~♪」」
「あぁぁっ!!!」
叫びながら、優達のもとへ駆け寄ろうとしたのに、玲奈にがっちり止められた。
「はい☆返す。チェックしていいよ。」
優に携帯を手渡されたアタシは、がっくり肩を落としながら、送信ボックスのメールをチェックする。