先生とあたしのヒミツ☆
「何これぇ~っ!!」
絶叫するアタシ。
ありえない。
ありえなさすぎる。
こんなメール送ったと思ったら、恥ずかしくて死んじゃいそう!
無理っ!!
「マジありえないっ!」
アタシの慌てぶりを見て、三人がなだめる。
「これぐらいやった方がいいんだって!」
「そうそう。これで、健ちゃんも「え…美緒、もしかして、俺のこと…!?」って意識するから。」
「そしたら生徒からオンナとして見てもらえるってワケ。一歩前進っ!」
バシッと背中を優に叩かれた。
そんなぁ~。
もう嫌だぁー、こんな強引な友達っ!
「♪♪♪~」
いきなりアタシの携帯が鳴って、ビクッとする。
まさか…
「うそー!健ちゃん!?早くない?♪」
美咲の明るい声に、みんながアタシの携帯に集中した。