先生とあたしのヒミツ☆
って当たり前か。
彼女いるんだもんね。
何期待しちゃってたんだろ、自分。
なんか気が抜けちゃった。
「よっ。今のって萩原先生?」
「うん。センターの結果報告。」
「あ、そっか。昨日だっけ?結果来たの。どーだった?」
「もち、合格です♪有也は?」
「あー、俺はダメだったわ。」
あまりにさらっと言うから、一瞬流してしまいそうになった。
「マジでっ!?」
「マジで。」
二カッと笑う有也。
何でそんな平気なの?
アタシだったら、相当ショックだと思う。
「そっか…。ごめん。大丈夫?」