先生とあたしのヒミツ☆
突然夏美さんに話しかけられて、あたしは慌てて返事をする。
「はいっ!すっごく美味しいです。アタシ料理全然ダメだから羨ましいデス。」
アタシの言葉にあの可愛いらしい満面の笑みを浮かべる夏美さん。
「ホント?あたしで良ければ料理教えてあげようか?」
にっこり笑う夏美さんは、スゴく素敵な人。
胸がチクッと痛むけど、悲しいわけでも、腹が立つわけでもなく。
気がついたら素直にアタシはこう答えてた。
「ホントですか?ぜひ教えて下さい。嬉しい♪」
夏美さんはすっごく嬉しそうに笑えんでアタシを見てた。