先生とあたしのヒミツ☆


怒りがこみ上げてきたアタシは、気がついたら怒鳴ってた。

「何なのよ、えらそうに。人の気も知らないでっ!アタシがどんだけ悩んで苦しんだと思ってんの!?みんなが将来やりたいこととか決まってて、一人だけ置いてかれて、焦っても焦っても何も思いつかなくて…。夜も眠れないぐらい不安で、」


言いながら泣けてくるアタシ。

もう最悪。

一度流れ始めた涙は止まらなくなって、アタシは喋るコトが出来なくなった。

そんなアタシを見つめる健ちゃん。



きっと呆れてるに違いない。



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