先生とあたしのヒミツ☆
「まぁこれはひとつの提案だから。これからじっくり探していこう、椎名のやりたいコト。つっても、もうあんま時間ないけどな。」
アタシは小さく頷く。
「よしっ、お前の夏休みの課題。自分の将来を決めること!具体的じゃなくてもいいからさ、なんか好きなコトで、大学でもっと勉強してみたいとか、そんなんでいいから、何か見つけよう。」
「分かった。…健ちゃん、さっき出来る限りのコトはするって言ってくれたよね?夏休みでも、アタシの相談とかのってくれる?」
先生モードの健ちゃんだから、少し遠慮がちに聞いてみたアタシ。
「あぁ。いつでも相談のるよ。」