かみさまごっこ
3.喉の潰れた歌姫
ある日の事です。何時ものように研究所を訪れた時の事でした。
警備員の方とある男の子がもめていました。
あまりこういう事に首を突っ込んではいけないと思い、そのまま素通りしていきました。
また3日後に行く予定があり、行ってみればまた同じ男の子が同じようにもめていました。
更に3日後にまた現れたのを最後に彼はぱったりと姿を見せなくなりました。
私がただ見かけないだけで他の時間に来ているかもしれませんが……
少し気になってしまい、思い切って警備員さんに聞いてみる事にしました。
「あの、警備員さん」
「ああ、嬢ちゃんか。どうしたんだ?」
「何時も男の子ともめていたようでしたが、何があったのですか?」
そして警備員さんは教えてくれました。救世の人間に会わせろ、としつこくせがんでいた事を。
ひどく吃驚してしまいました。彼は、私に会おうとしていたのでした。
警備員の方とある男の子がもめていました。
あまりこういう事に首を突っ込んではいけないと思い、そのまま素通りしていきました。
また3日後に行く予定があり、行ってみればまた同じ男の子が同じようにもめていました。
更に3日後にまた現れたのを最後に彼はぱったりと姿を見せなくなりました。
私がただ見かけないだけで他の時間に来ているかもしれませんが……
少し気になってしまい、思い切って警備員さんに聞いてみる事にしました。
「あの、警備員さん」
「ああ、嬢ちゃんか。どうしたんだ?」
「何時も男の子ともめていたようでしたが、何があったのですか?」
そして警備員さんは教えてくれました。救世の人間に会わせろ、としつこくせがんでいた事を。
ひどく吃驚してしまいました。彼は、私に会おうとしていたのでした。