片想い・・・君しかみえない。

いまでも・・・


高校を卒業してから
専門学校に通いだした俺は

いまでも
彼女を心の片隅で
想っていた・・・

胸の痛みはなくなったけど
他に好きな人も出来る事もなく

街中でもやはり
無意識に彼女の姿を
探していた

その後
彼女がどうなったかも
何も知らない



何年か経って
彼女の両親の店が
閉店した事を
噂で知った

どこに行ったのかも
分からない

彼女もどうなったかも
分からない

街で見かける事もなく

一切の情報もなく

彼女は俺の前からも

俺の街からも

姿を消した・・・


幸せになっていてほしいと
思う反面

幸せにしてあげたかった
幸せになりたかった

その感情の方が大きかった


俺も彼女が出来て

もちろんその彼女の事が
大好きだけど

いつまでもいつまでも

彼女への想いは

心の片隅で

消える事はなかった

たぶん

これからも

この先も

消えないだろう



高校2年のあの頃に戻り

彼女に告白をしなければ・・・。

「大好きです。」

・・・・・と。




・・・end


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