片想い・・・君しかみえない。

何度も何度も
こんな日を夢みてきた

妄想してきた!

ほんと生きててよかった!

ありがとう神様!

ほんとにほんとに
楽しくて
楽しくて楽しくて
楽しくて!!!



さっきまで結構降ってた
雨が

次第に小降りになり
一瞬止んだ

「あ!
 あがりましたね、雨。」

「お! ほんとだ!」

傘をたたむ二人

それでも自転車に
乗ろうとしない彼女に
感謝しつつ
自転車を押し歩く二人

彼女の店が見えてきた

「今日は本当に
 ありがとうございました!
 傘。本当に助かりました!」

「ううん! 大丈夫だよ。

 こっちこそありがとうだよ!」

「え?」

「いや・・・!
 なんでもない!」

彼女の家の近くで
自転車を止め
お礼を言ってくれる
彼女

「ちゃんとお日様に
 あててから
 お返ししますね!」

ねえ・・・
なんでそんなに
俺好みなの?

"お"日様とか
"お"返しとかさ

「いや、いいよそんなの!
 面倒くさいでしょ?」

「いいえ!ダメです!
 ちゃんとお日様に
 あててからです!」

・・・・・。
・・・・・。
・・・・・。

・・・もう

かわい過ぎ!!!

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