−形のなぃモノ−
それから時間は過ぎ、
パートさんが来て
ぁたしは朝の仕事内容を
教えてもらったりして
あっという間に
お昼の3時になっていた。
パートさんは3時上がりで、この日は店長も休みだった。
『お疲れ様でした〜。』
パートさん達が帰ると
ぁたしは一人
ノーゲストのホールで
暇を潰していた。
『お昼ご飯食べる?』
朝海が厨房から
大きな声で言った。
『江崎さん食べるんですか?』
『食べるよ。好きな食べ物なにかある?』
『パスタが好きです。』
『おっし!わかった。』
そう言うと
朝海は慣れた手つきで
調理しだした。
ぁたしは
男の人が料理するとこなんて見たことなくて
ただ黙って
朝海が料理をする姿を
ずっと見ていた。