−形のなぃモノ−
第三章: 恋
愛とゆうものに
もしも形がぁるなら
ぁたしは
それを手にして
離さないだろぅ…。
そうすれば
きっと
誰を裏切る事もなく
誰を傷つけることもなく
ぁたしは
ただ真っ直ぐに
誰かを見つめる事が
できただろぅ。
愛されたいと
願う度
ぁたしは
弱くなってぃく。
どうして
人は
悲しんだり
苦しんだり
寂しくなったり
そんな感情があるんだろぅ。
こんなに
孤独を感じて
この暗闇から
抜け出せないくらぃなら
心なんて
なくてぃぃのに…。
ずっとそぅ
思ってぃた………。
傍にいてくれるなら
誰でもよかった。
ただ
寂しくて
この涙を拭ってくれれば
ぁたしは
一人じゃないと
思えたから。
たとえ
それが
偽りのものであったとしても……。