World of Game
さっき小夜が声をかけた子が近づき、弥生の肩に手を置いた。

「行きましょう、弥生さん、砺波さん」

「……ああ。そうだな」

弥生は小夜から手を離した。

白衣の袖で顔を拭い、小夜に向き直る。

「…いいな。行くぞ、ヘマすんじゃねーぞ皆!!」

「「「おう!」」」





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