純愛モード
その壱 年下
「え~っ、やだもぉ♪店長ったらぁ~」
キャピキャピした声を大袈裟に出して、右手は口。
少し上目使いで、左手で軽く店長の肩を叩く。
そして、恥ずかしそうに下を向いてみちゃったりして…
「千夏ちゃんはいつも可愛いなぁ~」
って、デレデレした声を上げさせたら、アタシの勝ち。
計算されたぶりっこは、いつもの如く、完璧。
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