クローバー
「みい、忘れないでね」

「うん、絶対帰ってくるよ」

「うん」

5年の春、みいは、引っ越した

ウチは、みいが言った後、


泣いた

泣き荒れた


でも、帰ってくることを信じて、

毎日過ごした
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