【いつきの小説講座】巻ノ弐

と、まぁこんな感じで「あの日こんなところを見かけた」と話をしてみると比較的書きやすいのではないかとのことです。

そのためにはまず、自分の中でしっかりとしたキャラクター作りが出来ていないといけません。

それぞれのキャラクター設定をしっかり出来ていたならば。

きっと「このキャラはこんなときこんな行動しちゃう」という想像を容易に働かせることが出来るでしょう。

そしてそれを、書く。

そうすることでキャラの性格を読者も、作者自身も理解しやすくなるはずです。

中には「本編には関係ないし……」と考えてしまう人もいるかもしれません。

確かに一見するとストーリー自体には関係のないエピソードかもしれません。

ですが、それがそのキャラクターを理解する上で必要なエピソードであれば、それは十二分に物語の一部分として機能します。

ただまぁ本編の本筋にまったく関係のないエピソードの羅列は問題外ですけどね。

何事も按配(あんばい)。

バランスが大切です。

そこを間違えないようにしてくださいね。

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