君に一番近い場所



そんな申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら
香介のいつもの散歩コースである、川原に着いた。



水面がキラキラしてて
きれい。



「で、話って?」



そんな水面に感動しているのはあたしだけみたいで、黒崎は本題に触れた。



「話?」



「話。予想つくけど何?」


話を反らす必要なんてなかったのに、なんでかそらしちゃった……



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