君に一番近い場所
「うわー2人とも超ラブラブー」
首下にキスマーク付けてる人間に言われたくないな。
昼。
あたしと黒崎の前に現われたのは、いつか告白した事のある
宮崎京平だった。
もう時効だけどさ。
「おまえこそクリマとラブラブじゃん」
「別にー。もう別れるかもー」
クリマとは宮崎の彼女。
栗原マヤの事だった。
宮崎はその辺にある適当な椅子を引っ張りだして座った。
必然的に一緒に昼を食べる事になったまさかの展開。